# 資産（固定資産・棚卸・償却資産税）の使い方

> 少額資産・固定資産・無形固定資産・リース・棚卸・償却資産税の 6 メニューの使い方。台帳への登録から減価償却の計上、確定済み年度の扱いまで。

Category: 機能ガイド
Updated: 2026-07-31
Keywords: 固定資産, 減価償却, 少額資産, 棚卸, 償却資産税

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## 資産メニューの構成

仕事スペースの「資産」には、資産の種類ごとに 6 つのメニューが並んでいます。それぞれが独立した台帳で、必要な仕訳を自分で作って会計へ渡します。

| メニュー     | タブ                           | 役割                                                      |
| ------------ | ------------------------------ | --------------------------------------------------------- |
| 少額資産     | 少額資産 / ガイド              | 取得価額が小さい資産の記録と、中小特例の年間枠の管理      |
| 固定資産     | 資産台帳 / 減価償却 / ガイド   | 有形固定資産の台帳と、年度ごとの減価償却の計上            |
| 無形固定資産 | 台帳 / 償却 / ガイド           | ソフトウェア・特許権・のれん等の台帳と償却                |
| リース資産   | 台帳・月次処理 / ガイド        | リース契約の登録と区分（オペレーティング / ファイナンス） |
| 棚卸資産     | 棚卸記録 / 商品マスタ / ガイド | 商品マスタの整備と、実地棚卸の記録                        |
| 償却資産税   | 集計・申告 / ガイド            | 固定資産台帳から評価額を集計する（申告用）                |

各メニューの「ガイド」タブに、その画面の考え方と操作の要点がまとまっています。タブバーの設定から、使わないタブは隠せます。

## 減価償却はこのカテゴリで計上します

**償却の仕訳を作るのは資産メニュー、受け取るのは[会計](/accounting)** です。会計メニューに固定資産のタブはありません。計上の場所を 1 か所に決めることで、同じ償却を二重に計上する事故を防いでいます。

- 償却・除却・売却・減損の仕訳は、それぞれの資産メニューから計上します
- 計上した仕訳は、会計の仕訳帳と総勘定元帳にそのまま現れます
- **確定済み（決算が締まった）会計年度には計上できません**

## 少額資産

取得価額によって税務上の扱いが分かれます。この区分は法令で決まっています。

| 取得価額                | 区分                    | 処理                                      |
| ----------------------- | ----------------------- | ----------------------------------------- |
| 10 万円未満             | 10万円未満一括費用      | 全額をその期の費用にする                  |
| 10 万円以上 20 万円未満 | 一括償却資産（3年均等） | 3 年で均等に償却する                      |
| 20 万円以上 30 万円未満 | 中小特例（30万円未満）  | 全額を損金にする（**年間 300 万円まで**） |
| 30 万円以上             | —                       | 固定資産メニューの台帳に登録します        |

**登録のしかた**

1. 「少額資産を追加」を押します
2. 名称・取得日・取得価額を入力します
3. 取得価額を入れると**推奨区分**が表示されます。区分の選択肢は、その金額で選べるものだけに絞られます
4. 該当する区分がない場合（30 万円以上、または中小特例の対象外）は、固定資産台帳で管理するよう案内が出て、登録できません

一覧はキーワード検索と、フィルタ（会計年度・区分）で絞り込めます。一括操作メニューの「今期のサマリを表示」を開くと、区分ごとの合計と、**中小特例の年間 300 万円枠の消化率**をメーターで確認できます。

## 固定資産

### 資産を登録する

資産台帳タブの「資産登録」から、資産番号・資産名・勘定科目・取得日・取得価額・耐用年数・償却方法（定額法 / 定率法）・残存価額（既定は備忘価額の 1 円）・備考を入力します。

一覧は資産番号と資産名で検索でき、フィルタでステータス（使用中 / 除却済 / 売却済）と償却方法を絞り込めます。

### 資産の詳細を見る

資産番号をクリックすると詳細ページが開きます。上部に帳簿価額・取得日・償却累計が並び、2 つのタブがあります。

- **償却スケジュール**: 取得から償却完了までの各年度の期首帳簿価額・償却額・期末帳簿価額を、経過 / 当期 / 予定の区分つきで表示します。これは登録内容から計算した**見通し**で、実際の計上は減価償却タブで行います
- **資産詳細**: 算定の基礎（取得価額・耐用年数・償却方法・残存価額・勘定科目・取得日）の確認と、**評価根拠・メモ**の記入。中古取得で見積耐用年数を使った理由や参照した資料など、後から根拠を説明できるようにしておく欄です

### 減価償却を計上する

減価償却タブは **1 行が 1 会計年度**です。年度をクリックすると、その年度の詳細ページが開きます。状態は 4 つです。

| 状態           | 意味                                       |
| -------------- | ------------------------------------------ |
| 償却額を編集中 | まだ仕訳を作っていない                     |
| 仕訳ドラフト   | 下書きの仕訳を作った（破棄できる）         |
| 計上済         | 総勘定元帳に反映されている                 |
| 確定           | 計上済みで、会計年度も確定した（閲覧のみ） |

詳細ページの「明細」タブに、資産ごとの期首帳簿価額・償却限度額・当期償却額・期末帳簿価額が並びます。「仕訳」タブでは、実際に作られる仕訳（借方 減価償却費 / 貸方 減価償却累計額 = 間接法）を計上前に確認できます。

操作は上部のボタンで進みます。**仕訳ドラフトにする** → **計上する**。計上した後も、会計年度が確定していなければ **再計上（洗替）** で計算し直せます。

### 法人と個人事業主で操作が変わります

- **法人（任意償却）**: 各資産の当期償却額を、**償却限度額以下の範囲で 1 件ずつ調整**できます。限度額を超える値は入力できません
- **個人事業主（強制償却）**: 限度額をそのまま計上します。金額の欄は編集できません

この違いは、スペースに登録した事業形態から自動的に切り替わります。画面で選ぶ必要はありません。

### 除却・売却・減損

行メニューの「処分（除却・売却・減損）」から、区分と処分日を指定して仕訳を計上します。

| 区分 | 何が起きるか                                                                       |
| ---- | ---------------------------------------------------------------------------------- |
| 除却 | 残っている帳簿価額を固定資産除却損に計上します                                     |
| 売却 | 売却収入を入力し、帳簿価額との差額を売却損益に計上します                           |
| 減損 | 回収可能価額まで簿価を切り下げ、差額を減損損失に計上します（資産は台帳に残ります） |

確定済みの会計年度には、処分も計上できません。

## 無形固定資産

ソフトウェア（自社利用 / 市場販売）・特許権・商標権・意匠権・著作権・のれん・その他を、台帳タブで管理します。「無形固定資産を追加」から資産番号・種別・名称・取得日・取得価額・耐用年数を登録し、種別とステータス（使用中 / 除却 / 減損）で絞り込めます。

**償却の考え方が有形と違います**。無形固定資産は**定額法で残存価額ゼロまで償却し、資産そのものを直接減額**します（有形のように減価償却累計額を使う間接法ではありません）。

償却タブでは、一括操作メニューの「償却を計上…」を開き、**対象年度を選んでから**計上します（一覧を眺めている年度とは別に指定できます）。ダイアログで資産ごとの期首簿価・償却額と合計を確認してから計上でき、同じ年度でもう一度実行すると**洗い替え**になります。確定済みの年度を選ぶと、計上できない旨が表示されます。

行メニューの「償却スケジュールを表示」で、資産 1 件の全期間の見通しを確認できます。

## リース資産

リース契約を登録し、区分ごとの扱いを管理します。日本基準に沿った 2 区分です。

- **オペレーティング・リース**: 賃借料として費用処理し、貸借対照表には計上しません（既定）
- **ファイナンス・リース**: リース資産・リース債務として貸借対照表に計上します。所有権移転条件・解約不能・経済的耐用年数の 75% 以上などに当てはまる場合が該当します

「リース契約を追加」から、リース番号・種別・名称・賃貸人・開始日・終了日・期間（月）・月額を入力します。ファイナンスを選んだときだけ、**現在価値（取得相当額）と利率（年 %）**の入力欄が追加されます。一覧には契約中 / 満了 / 解約の状態が表示されます。リース番号・資産名・リース会社の検索、種別・ステータスでの絞り込み、ページ送りができ、行メニューまたは選択して一括操作から削除できます（固定資産と同じ操作系です）。

## 棚卸資産

### 商品マスタ

棚卸の対象になる商品を登録します。品目コード・名称・単位・評価方法・標準単価に加えて、リードタイムと安全在庫を持たせられます。評価方法は移動平均法・総平均法・先入先出法・後入先出法・個別法・売価還元法・最終仕入原価法から選びます（後入先出法は会計上のみで、税法では採用できません）。一覧は検索に加えて評価方法で絞り込めます。

### 棚卸記録

「棚卸を作成」で棚卸日と対象を決め、作成した棚卸を開いて商品ごとに**帳簿数量・実地数量・単価**を入力します。差異額は自動で計算され、一覧には帳簿総額・実地総額・**減耗損**が並びます。入力が終わったら「完了にする」で確定します（複数を選んでまとめて完了にもできます）。一覧は検索に加えてステータス（下書き / 進行中 / 完了）で絞り込めます。

確定した実地棚卸の結果をもとに、**期末棚卸高から売上原価を確定する振替は[会計](/accounting)の決算整理で行います**。棚卸メニューは、数量と金額の事実を確定させる役割です。

## 償却資産税

**このメニューには入力しません。固定資産台帳から自動で集計される、読むだけの画面です。**

賦課期日（1 月 1 日）の年を選ぶと、その時点の評価額が計算されます。

- 上部に**評価額合計・課税標準額・税額**が並びます。課税標準額が免税点（150 万円）未満のときは、税額の代わりに「非課税（免税点未満）」と表示されます
- 下の表に、資産ごとの取得日・取得価額・耐用年数・減価率・評価額が並びます
- 評価額は**会計の減価償却とは別の計算**です。取得した年の翌年から評価の対象になります

税額は市区町村が賦課決定するもので、この画面の金額は目安です。申告の前に、顧問税理士または市区町村にご確認ください。
